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【那位人氣聲優朗讀的名著】 田中理恵×春琴抄(2/3)

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ヒント:

padding-bottom: 100%;">【那位人氣聲優朗讀的名著】 田中理恵×春琴抄(2/3)

書名和作者的名字也需要聽寫。


忽略標點吧,原文中就幾乎沒有標點


お師匠様

眼(まなこ)

染みつく

何卒

〜どおり

のう(間投助動詞)

俄(にわか)

盲目(めくら)

御用

たどたどしい(有ウ音便)

お身の周り

たい(有ウ音便

ありか

灰白い(ほのじろい)

円光

盲いる(めし・いる)

眼(め)

ぞえ(連語)

目に遭う(お・う)

ほんとう

外の人

お前


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

大阪道修町(どしょうまち)の薬種商の次女、わがままで美貌の春琴は九歳で失明、音曲(おんぎょく)を學び始める。彼女の身の回りの世話をしていた丁稚(でっち)の佐助も春琴の弟子となる。春琴は二十歳で三味線奏者として獨立、佐助も一番弟子兼世話係として一緒に暮らし始める。ある夜、何者かが家に忍び入り、春琴の顔に熱湯を浴びせ、ひどい火傷を負わせる。犯人は元弟子の利太郎かと思われたが、結局わからなかった。そして、醜い顔を佐助に見られたくないという春琴の思いを察した佐助は、自らの眼を針で刺し、盲人(もうじん)となる。

解説

元祖(がんそ)ツンデレともいうべき春琴。しかもそのツンぶりが悽(すさ)まじい。わがままで超傲慢、すぐ他人のせいにするし、しまいには三味線のバチで毆ったりする。しかし凜としていて気品がある。こういう高貴な傲慢に谷崎は限りない憧れを持っていた。春琴と佐助は、ツンの中に二人にしかわからないデレ狀態がある関係。そのゆがみ具合がガッチリとはまってしまい、お互いに取り替えがきかなくなっている。それはまるで鍵と鍵穴のようだ。春琴の不幸な事件は互いを唯一無二の相手とする関係を加速させた。

お師匠様お師匠様私にはお師匠様のお変わりなされたお姿は見えませぬ今も見えておりますのは30年來眼の底に染みついたあの懐かしいお顔ばかりでござります何卒今までどおりお心置きのうお側に使ってくださりませ俄盲目の悲しさには立ち居もままならず御用を勤めますのにもたどたどしゅうござりましょうがせめてお身の周りのお世話だけは人手を借りとうござりませぬと、春琴の顔のありかと思われる灰白い円光の射してくる方へ盲いた眼を向けるとよくも決心してくれました嬉しゅう思うぞえ、私は誰の恨みを受けてこのような目に遭うたのか知れぬがほんとうの心を打ち明けるなら今の姿を外の人には見られてもお前にだけは見られとうないそれをようこそ察してくれました。

鄭民欽 譯
師傅,師傅!我看不見師傅被毀的面容。現在所能見到的仍然是這三十年來一直烙在眼底的親切的容貌。請師傅一如既往地允許我在您身邊服待。我由於突然失明,也許動作舉止不能隨心自如,做事情也笨手笨腳,但是您身邊的日常瑣事,務請不要讓別人來做。”
這時,佐助感覺到有一束朦朧的微光射過來,他知道這是從春琴臉上映照來的,便用失明的雙眼迎上去。只聽見春琴說道:“你爲我下了這麼大的決心,我感到很高興。我不知道得罪了什麼人,慘遭如此不幸。說心裏話,我如今這個樣子,讓別人看見倒沒什麼,就是不想讓你看。我的這一番苦心,你竟然這樣察知。”

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