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新標準日本語高級:第十一課課文及單詞2 エネルギー

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新標準日本語高級:第十一課課文及單詞2-エネルギー

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課文

次世代送電網と再生可能エネルギー

ある日、大都市で突然停電が起こったとする。信號が機能しない。地下鉄や電車などの交通機関を利用しようにもできない。水道が止まり、オフィスや家庭では空調設備を使うことができない。都市全體がパニックに陥り、生活も産業も成り立たなくなってしまう。    

現在、世界の電力消費量は増え続けており、電力の確保は各國で大きな課題となっている。地球環境に配慮しながらも、電気を安全に無駄なく供給することが求められる今、注目されているのが「次世代送電網(スマートグリッド)」、そして「再生可能エネルギー」である。

これまで発電所で作られた電気は、送電線を通って、各家庭や工場などに送られるだけだった。一方通行で、一度送ったら送ったきりという単純極まりないシステムだ。これに対し、次世代送電網とは、ひと言で言えば、IT(情報技術)を活用し、時間的に、または空間的に、電気を餘っている所から足りない所へ融通して電気の無駄を抑える送電システムである。

次世代送電網はさまざまな技術が組み合わせられて実現するものである。家庭や工場には、次世代電力計(スマートグリッド)が設置され、電力使用量のデータが記録される。使用量はネットワークを通じて電力會社に伝えられ、そのデータをもとに、コンビュータが電力の使用量と供給量のバランスを制御する。さらに、超電導送電線によって、これまで電気抵抗のために送電の途中で失われていた電気の損失をほぼゼロにすることができる。また、工場や各家庭に高性能蓄電池を設置したり、電気自動車の電池を活用したりすることで、餘った電気をためておくことも可能だ。ためた電気は電力需要が多い時間帯に使用することができる。

電気の使用量は、1日のうちでも、また1年の間でも、大きく変動するが、現在の主要な発電方式である火力や水力や原子力では、細かい出力の調整は難しい。さらに、現在の送配電設備は、冷房の使用が多い真夏の晝間など、電力需要がピークに達した時にもパンクすることのないように、かなりの餘裕を持って作られている。だから、発電所建設のコストも膨大になるし、夜間など、電力需要の少ない時には、電気が餘ってしまうことになる。次世代送電網により電力需要に合わせて発電量を自動的に調節することで、このような無駄を省くことができる。

一方、太陽光や風力といった再生可能エネルギーは、環境への負荷が小さく、自然の営みから半永久的に得られる未來のエネルギーとして期待されている。反面、自然のエネルギーを利用した発電方法の大きな欠點は、発電量が地形や天候に大きく左右されるということである。次世代送電網でこのような変動を吸収することができれば、これらのエネルギーの導入をより積極的に促進することができる。

世界各國は今、次世代送電網の整備、そして再生可能エネルギーの利用に向けて動きつつある。日本の場合、石油や石炭などの燃料資源をほとんど輸入に頼っているという問題があることから次世代送電網は主として再生可能エネルギーの使用を促進するためのインフラとして位置づけられている。他方、急速な経済発展に伴い電力需要が急増する中國では、國を挙げて再生可能エネルギーの開発を行っている。先行しているのは発電コストの安い風力発電だが、大規模な太陽光発電プラントの建設計畫もあり、送電には次世代送電網の技術が用いられるといわれている。

特に太陽電池生産において、2008年、世界第1位の中國、第2位のヨーロッパについで、日本は第3位のシェアを佔めている。日中両國には、次世代送電網や再生可能エネルギー活用の技術開発の分野において、主導的な役割を果たすことが望まれている。

新出語彙2

じせだいそうでんもう(次世代送電網)[名] 下一代輸電網
さいせいかのうエネルギー(再生可能~) [名] 可再生能源
くうちょう(空調) [名] 空調
パニック[名] 恐慌
陥る(陥る) [動1自] 陷入;掉入
きょうきゅうする(供給~) [名·サ變他] 供給,提供
スマートグリツド [名] 高性能電網
そうでんせん(送電線) [名] 電纜,電線
いっぽうつうこう(一方通行) [名] 單向通行
きわまりない(極まりない) [形1] 極其,再也沒有
じょうほうぎじゅつ(情報技術) [名] 信息技術
かつようする(活用~) [名·サ變他] 有效利用,實際應用
くうかん(空間) [名] 空間
ゆうずうする(融通)[名] 調配,通融;隨機應變;暢通
そうでん(送電) [名·サ變自他] 輸電,送電
くみあわす(組み合わす)[動1他] 配合,編組
じせだいでんりょくけい(次世代電力計)[名] 下一代電錶
スマートメーター[名] 智能電錶
ネットワーク[名] 網絡
ちょうでんどうそうでんせん(超電導送電線)[名] 超導電纜
ていこう(抵抗)[名·サ變自] 阻力,電阻;抵抗,反抗
ゼロ[名] 零
こうせいのうちくでんち(高性能蓄電池) [名] 高性能蓄電池
ほうしき(方式)[名] 方式
すいりょく(水力) [名] 水力
そうはいでん(送配電) [名] 輸配電
まなつ(真夏) [名] 盛夏,炎夏
ピーク [名] 頂峯,峯值
パンクする [名·サ變自] 超過負載量而無法正常運作,停止工作;(輪胎)爆胎
よゆう(餘裕) [名] 餘地,富餘
じどうてき(自動的)[形2] 自動的
はぶく(省く)[動1他] 減少,節省;省略
たいようこう(太陽光) [名] 太陽光
いとなみ(営み) [名] 活動,運行
はんえいきゅうてき(半永久的)[形2] 半永久性的
はんめん(反面) [副] 另一方面
さゆうする(左右~) [名·サ變他] 影響,左右
そくしんする(そくしん~) [名·サ變他] 推動,促進
インフラ [名] 基礎設施
いちづける(位置づける) [動2他] 定位,確定
たほう(他方) [副] 另一方面,面
きゅうぞうする(急増~) [名·サ變自] 激增,急劇增加
せんこうする(先行~) [名·サ變自] 走在前面,優先實行,先行實施
ブランド [名] 工廠(設備)
たいようでんち(太陽電池) [名] 太陽能電池
つぐ [動1自] 接着,接……之後
シェア [名] 市場佔有率,份額
しゅどうてき(主導的) [形2] 主導的,主動地

くにをあげる(國を挙げる) 舉國,全國

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教材共有:6冊(標日初級上下冊、標日中級上下冊、標日高級上下冊)

教材排版:大開本,橫向排版。

教材優勢
1、課文內容生動,採用情境型會話,注重實用性。整套教材課文內容圍繞幾位主人公展開,連貫性強。
2、教材內容相對新編,更容易理解。適合自學日語的同學。

教材劣勢
教材中動詞均以ます形出現,而不是動詞原形,所以對我們瞭解動詞原形造成一定的彎路。